観光ツアーなどで、バスをチャーターする場合の見積もり例です。時間制運賃とキロ制運賃を自動計算して見積書作成します。
という想定で計算しています。車種は大型バス・中型バス・マイクロバスから選択できます。時間は、3時間から8時間まで(1時間単位)で選べます。走行距離は10km単位で入力する、という形です。
見積書の備考欄には、「高速道路の通行料や駐車料金は別途実費」と記載しています。
なお今回の見積もりサンプルの作成は、さくら観光バス株式会社の料金表ページを参考にさせていただきました。
※昼間時間帯の想定です。深夜料金は計算しません。実際の案件では、「昼の場合の見積もりフォーム」「夜の場合の見積もりフォーム」を用意しておくのが分かりやすいでしょう。
バスの車種と時間による価格表です。大型バス4時間 => 40000円、マイクロバス5時間 => 31000円、などを表形式で設定します。次のフォームで「台数」を設定するので、このフォームでは個数0にしています。
バスの台数を入力します。計算式は、「単価はTable0(車種・時間の価格表)」「個数はNumber5(台数、このフォーム)」とすれば、大型バス3台、といった計算が可能になります。
走行距離の計算です。フォームとしては表示しますが、計算の設定では「集計しない」にしておきます。キロ単価が、車種ごとに異なるためです。
キロ制運賃の計算です。このフォームは隠しフォームです。バスの種類でキロ単価が異なる設定を行うフォームで、ユーザーの入力は不要なため、隠しフォームにしています。
単価170は大型バスです。設定画面下にある条件1を「はい」「Table0_rowheading」「等しい」「1」とすれば、Table0の行の1個目 = 大型バスのときに、この計算式を使用する条件設定になります。
個数は、Number1_Resultですが、これは走行距離x台数になります。200km、1台なら200ですし、300km、3台なら900になります。
中型バス・マイクロバスの場合も、同様に隠しフォームで計算式を設定します。